ネプチューンマンはタッグパートナーに救いの手を求めていたのか【第367話 ネプチューンマンという男!!の巻】感想
注:夢の超人タッグトーナメント編のネタバレがありますので、
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ロープに手をかけようとしたネプチューンマンの手の甲をローリングソバットで踏みつけたリヴァイアサン。
「お前は今コーナーのほうに目線をやったな」
「救いの手をただ求めていただけなのだ!」
「いもしないパートナーからの手助けを無意識になあ!」
と責め立てます。
味方のロビンもまさかのそれに乗っかり
「だから無意識に体がそういう動きを取りにいく」
とグイグイいきます。
しかし、果たしてネプチューンマンはタッグマッチでパートナーに救いの手を求めたのでしょうか。
ヘルミッショネルズのデビュー戦。
超人師弟コンビ戦でいきなりネプチューンマンのタッチ哲学が出ます。
武道VSロビンからスタート。
攻められる武道ですが…
「ザ・武道はわたしのパートナーではない。
あくまでもわたしの野望のための兵隊だ。
死んでもタッチはしないだろう」
と。
実際逃げのタッチはしない武道。
そしてネプチューンマンから武道と攻撃のための能動的なタッチ…
逃げのタッチではないタッチをして、
クロスボンバーでウォーズマンを狩ります。
そのまま試合権者ネプチューンマンでロビンと戦い、
掟破りのロビン・スペシャル→クロスボンバーでフィニッシュしました。
準決勝2000万パワーズ戦。
まずはネプチューンマンVSバッファローマンのド迫力対決。
鉄条網にバッファローマンを切り返したネプチューンマン。
むしろバッファローマンが逃げるようにモンゴルマンにタッチ。
モンゴルマンの金網を利用したドロップキックで
鉄条網に叩き込まれます。
武道に「ネプチューンマンさま!」と近寄られますが、
むしろ「大丈夫だ!」とタッチを拒絶します。
そしてモンゴルマンを金網攻めし、
あくまでも攻めの流れで「ヘイ武道!」と武道にタッチします。
ここからモンゴルマンVS武道に。
金網を克服し、武道にレッグラリアートしたところで
モンゴルマンがバッファローマンにタッチ。
ここからバッファローマンVS武道に。
バッファロー雪岸落としを食らった武道に
「武道交代だ!」
とむしろ武道を助けるためにリングに入ります。
そしてハリケーンヒート。
体を貫かれそうになるネプチューンマン。
ここで、
武道のほうから
「いかん!」
とカット&タッチをします。
バッファローマンもモンゴルマンにスイッチ。
武道VSモンゴルマンに。
しかしそこから2対一状態に。
ヘルミッショネルズVSモンゴルマン
がずいぶん長く続きます。えぐい。
よく考えるとネプチューンマン・武道と一人で長時間戦うとはさすがモンゴルマン。
バッファローマンもようやく助けに入り二対二となりますが、
アイアンスエット、サンダー・サーベルというチート技で負けてしまいます。
そしてついに決勝。
マッスルブラザーズ戦。
三本勝負に。
魔の直滑降スペシャルでソードデスマッチに落とされたキン肉マン。
グレートが助けるようにタッチします。
ネプチューンマンVSグレートに。
ボコられながらもマッスルドッキングでのカウンターを狙うグレートでしたが、
ヘルミッショネルズのほうが上手で、
一本目はそのままヘルミッショネルズが先制します。
二本目。
ネプチューンマンVSグレート改めテリーマン。
ジャンピングニーパット一発でキン肉マンにタッチを求めるテリーマン。
しかしキン肉マンはそれを拒絶します。
その後マシンガンズが復活し2対2に。
そこからはずっと2対2で、タッチ云々というくだりはありませんでした。
…というように、ネプチューンマンは救いの手を求めたことはなく、
一貫して「ネプチューンマンという男」を貫いていたのでした。
強いていえば、決勝で、パートナーを精神的な支柱にしていたことくらいでしょうか。
発心の鎧といい、「ネプチューンマンのパートナー」といい、ある男の姿がいやでも浮かびますが、今超人軍に入るのはやめてほしいです。
ただでさえ全勝ムードなので。。。。