マリポーサVSヘイルマンが決着しましたが…
マリポーサにとって王位争奪戦は決して楽しい思い出ではなかったことが発覚しました。
まあまず、キン肉マン、マリポーサ、フェニックス、ビッグボディは最初からちょっとよくないですよね。
万全の状態で準決勝にいけるゼブラ、ソルジャーに対し、一回戦から負けるリスクもあるし、勝っても痛んだ状態になるというトーナメントの位置。
格闘代理戦争でいうヒットマンシステムのようなものですね。
そしてさらにマリポーサにはオンリーワンの屈辱が。
なんとフィニッシュホールド・マッスルリベンジャーが偽物呼ばわりされてしまいます。
偽物呼ばわりというか、神にも、共通のキン肉マンの敵であるフェニックスにも偽物と認定されてしまいます。
かつてフィニッシュホールドが偽物だと言われた超人がいたでしょうか。
惑星直列が偽物と言われたでしょうか、
ダイナソーフットネイルクローが偽物だと言われたでしょうか、
忍法クモ糸縛りが偽物だと言われたでしょうか、
ベンキ流しが偽物だと言われたでしょうか。
どの超人も、破れはしながらも、フィニッシュホールドを偽物呼ばわりされる屈辱はなかったのです。
それがまさかの偽物呼ばわり。技の盗っ人です。
そんな最悪の王位争奪戦はマリポーサにとっていい思い出ではなく、
と叫びながら偽マッスルリベンジャー(改)を放ち、最後には
「くらえー!王位争奪という柵(しがらみ)から外れた…」
と思いを吐露しています。
柵(しがらみ)だったんですね。
こうなってくると、マリポーサと同じかそれ以上に王位争奪の柵でもがいている彼の心中が気になりますね。