先々週のオンバトプラスで、閃光花火さんが見事オンエアされた。番組最少キロバトルでのオンエアらしいが、そんなことは関係ない。オンエアされることがすごいし、オフエアでも、オンエアの可能性がある場所に行ったことだけで素晴らしい。
ネタは、ボケの長瀬さんが、ツッコミの石綿さんにツっこまれると、「フッ」と息を漏らしてしまうというもの。
…文字で説明するのが難しいので、詳細はぜひライブ等で確認していただきたいが、ここで絶妙なテクニックを目にした。こういうネタの場合、漫才の中身ではなく、外側の「フッ」に重点が置かれるために、中身が面白い必要はない。…いや、面白すぎるとブレてしまうので、あまり面白くないことが求められる。だが…ありがちな過ちだと思うのだが、かといってつまらなすぎると、なんか本当につまらないような錯覚を覚えてしまうのだ。M−1一回戦とかで、せっかく挑戦的なネタをやったのにつまらなくなってしまうのは、それが一つ原因にあると思う。
そんな中、閃光花火さんがやったのはこれ。
長「いやー、最近寒いっすね」
石「そうっすね」
長「僕もね。外に出るときはコート着るようにしてるんすよ」
石「夜はすごい寒いですからね」
長「中は裸ですけどね」
石「おかしいだろ(叩く)」
長「フッフッ」
長「裸っていうのはうそですよ。本当は、裸にエプロンなんです」
石「よりおかしいわ」
長「フフッフッフッ」
…絶妙すぎる!