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元売れない芸人の独り言

孤高のコーイチローという芸名で売れない芸人をやっていました。

闇金ブシジマくん 第二話「ポエマーくん その2」

悪男「なあ、俺、はてなブログでポエム書き出したぜ。…もちろん有料のポイントも使ってな」
良男「お、お前、そんな金どこから…」
悪男「だから言っただろ、あてはあるって」
良男「お、お前…」
悪男「あれ…あれ、TAQUYA(タキュヤ)くんじゃね?」


公園のすべり台の上で男が何やらつぶやいている。


良男「本当だ! mixiでヤバいポエムをドロップしまくってるTAQUYAくんだ!」


TAQUYA「…この手を離さない…ずっと…」


悪男「すげえ! ポエム考えてるんだ! TAQUYAくん、俺達あなたのファンなんです!」
TAQUYA「それはそれは…ありがたい話です」
悪男「TAQUYAさんのポエムって、いろんな嫌なことがありながらも、世界を肯定してるのが素晴らしいと思うんです」
TAQUYA「そりゃそうだろ。世界を否定してどうすんだよ」
悪男「そうですよね…俺、TAQUYAくんに憧れてるんです!」
TAQUYA「ふん…お前、俺になりたいのか?」
悪男「は、はい!」
TAQUYA「…じゃあ、この本を買えよ」


そう言うと、TAQUYAは一冊の本を取り出した。


悪男「美しいポエムが書ける本?」
TAQUYA「ああ。普通なら20万円なところを、10万円で売ってやるよ。運がいいね、ユー」
悪男「そ、それが俺…今金がなくて…」
TAQUYA「ふん…じゃあここを紹介してやるよ」


TAQUYAが出したポケットティッシュには「アクトクファイナンス」と書かれていた。


悪男「いや、気持ちは嬉しいんすけど、実は俺もう借金してて…」
TAQUYA「ぶつぶつ」
悪男「え…?」
TAQUYA「この広い世界で
僕らは巡り会った
僕らは巡り会った
偶然という必然が
やがて運命へと変わり…」
良男「TAQUYAくんのフリースタイルポエムだ!」
TAQUYA「君の欲する物
僕があげれる本(もの)
そこには遮るものは何もなく
そこには遮るものは何もなく」
悪男「TA、TAQUYAくん…俺…」
良男「悪男やめとけよ! 本が10万なんて高すぎるよ!
それに、闇金二社から借金する気かI 」


そのとき…


「ちょっとあんたたち何やってんの? TAQUYAは私のものだよ!」


悪男「あ、あなたは!」
良男「『美しすぎるmixi内ポエマー』魔由魅さん!」
悪男「え…まさか二人ってつきあって…」
TAQUYA「ふん、美しいポエムを書く男に、美しい女が寄ってくる…不思議なことではないだろう」
悪男「TAQUYAくん…いや、TAQUYAさん、俺、本買います!」
良男「悪男!」
TAQUYA「ふん、賢明だな。お前は俺になれる。そして世界は今日も美しい」




続く(?)



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