そんな大風呂敷を広げていいのか【キン肉マン運命の四王子編】
運命の四王子たちはオメガケンタウリと繋がってるわけではなく、むしろ敵のようですが、その理由をハッキリ言いません。
それどころか…
なんかものすごい壮大なことを言い出します。
行き当たりばったりが魅力の『キン肉マン』が、こんな大風呂敷を広げていいのでしょうか。
前シリーズも、悪魔将軍が超人墓場の完全撤廃を狙ったのは、仕切ってる超人閻魔…ザ・マンを倒すためだった…みたいな壮大なストーリーではありました。
が、そんなに「謎を引っ張る」という感じではなかったと思います。
大風呂敷を広げて、畳んだ名作が、『僕だけがいない街』でしょうか。
最後こそちょっとグチャっとしましたが、犯人と、その後の展開は、今までの風呂敷を畳みながらも裏切るという素晴らしいものでした。
大風呂敷を広げ続け、いまだに畳めてないのに、面白いのが『新世紀エヴァンゲリオン』ですね。
20年以上シトが何かエヴァが何かとかじらされ続け、まだじらされています。
大風呂敷を広げて、畳めずブーイングになったのが、『20世紀少年』ですね。
あと、『BILLY BAT』ですね。
キン肉マンはそうならないのを望みますが、今からこんなこと言ってるから心配です。
オメガマン絶対なんも考えてなかったですよね。