『ごっつええ感じ』が終わり、「お笑い冬の時代」が続く2001年。
『エンタの神様』も『レッドカーペット』も『あらびき団』もなかった2001年。
ネタ番組は『爆笑! オンエアバトル』しかなかった2001年にその番組は、世紀末救世主のように現れた。
…いや、まあ、世紀初めなんですが。
その前に、
『松本紳助』
という番組があったのも忘れてはならない。
このコラボの中で、M−1グランプリの構想が語られたのは間違いありません。
するっと現れたM−1グランプリ。
しかしその番組は、圧倒的な緊張感に満ちていました。
1000万円の札束を見せるギミックや、審査員紹介から、異様な空気はしていたものの…
二番手のフットボールアワーさんに、松本人志氏が55点をつけ、続くチュートリアルさんには50点…
笑いに変えることもできない空気。
しかし、私は実は、喜んでいました。
という確認ができたからです。
いや、確認はしてましたけど、すでにこの時代、
「松本は丸くなった」
みたいな声も聞こえていたので…。
そしてその緊張感は、第二回大会でBURSTします。
3番手のベテラン、百戦錬磨のダイノジさんがまさかのネタを飛ばし、
4番手のテツandトモに対して談志師匠が…
「お前らはここに出てくるべきではない。もういいよ」
と発言。
発言の真意はともかく、会場は凍りつきました。
…繰り返しますが僕は、
緊張感好き派
です。
や、やるのは、適度に優しいほうがいいですし、笑いわかってない人の「俺(私)、笑いに厳しい」みたいな空気とかは最悪なんですけどね。
観るものであり、ジャッジする人がちゃんとした人達ならば、厳しい空気のほうがいい。
では、M−1グランプリの功績は、笑いに緊張感を取り戻したことだけか。
違います。
第二回大会、談志さん発言の後、最悪の空気の中、六番手に、クソふざけたコンビが登場しました。
それが、笑い飯さんです。
(つづく)
「Do you remember Hullabaloo,
Upbeat, Shindig and Ed Sullivan too?.
Do You Remember Rock'N'Roll radio?
Do You Remember Rock'N'Roll radio?」
Do You Remember Rock'n'Roll Radio?/ラモーンズ
《 性描写漫画の規制 総務委可決 》
《 ソフトバンク回線で経路障害発生……孫社長のツイートに対して非難が殺到 》
《 韓国の忍耐、限界近い=対北武力行使を懸念―前米国家情報長官 》
《 自宅からipadで結婚式に出席 ヒルトン・ワールドワイドが新サービス 》
《 沢尻が帰国&会見へ 今後語る? 》