ミスチルのニューアルバムが発売されたので感想を書きます。
１、Ｉ
こんな風に日々は続いていくのでしょう
処方された薬にすがりつく「Ｉ」
「誰も悪くないの」とか言い出すんでしょ！？
自分を責めるふりして許しを請え
メンヘラ系女子に対するメッセージなのでしょうか。
「Ｉ」が「自分」という意味にも取れるし、イニシャルが「Ｉ」のモデルとかとも解釈できます。
最近のミスチルは一曲目にいきなり深いのを持ってくる傾向があるかもしれない。
２、擬態
富を得た者はそうでない者より
満たされてるって思ってるの！？
障害を持つ者はそうでない者より
不自由だって誰が決めんの！？
「障害を持つ者」って言葉、歌で初めて聞きました。
この辺がミスチルがその他の売れてるＪ−ＰＯＰシンガーと一線画すところですね。
３、ＨＯＷＬ
プライドと格闘した日々なんて今では縁遠いが
年２、３回制御不能の怒りに震えるよ
日曜、何の用意もなくただバイクを走らすよ
頭に浮かぶ良し悪しごとを風が振り払うまで
頂点を極めてしまったロックシンガー…桜井さん自身の本音ともとれるし、「俺のこと歌ってんじゃん」とも思える。
桜井マジック。
４、I'm talking about Lovin'
君は運命の人って思ったりして 思い違いかなって迷ったりして
大きなシーソーの上で右往左往する
Friendじゃ辛いけどThe ENDになるくらいなら
慌てなくていいや…
片思いの歌だが、切ない感じではなく、明るい曲調。
「シーソー」とかオールドファンを沸かせる言葉も。
５、365日
「ひとりきりの方が気楽でいいや」
そんな臆病な言い逃れはもう終わりにしなくちゃ
また片思いの歌。
まさか桜井さん…片思いしてるのか？
６、ロックンロールは生きている
イマジネーションも膨らまないくらいに あまりに日常は窮屈すぎて
よだれたらして甘い飴の前で おあずけをくらったまま放置されて
サディスティックなプレイだとしたって
もう悦楽（たの）しめないくらいにただ鞭打たれてでもロックンロールは生きている 君のそばに
自由と希望を意味している
アトミックハートに入っていそうなアップテンポなロックナンバー。
まさか…神聖かまってちゃんの「ロックンロールは鳴りやまない」に対するアンサーソングなのか？
７、ロザリータ
ロザリータ 僕のロザリータ
さよならなんて言わないで 恋多き女
清春が歌いそうな歌。
８、蒼
静かに 密かに 嘘を重ね
淀んだ 時流れに 自由を奪われ
ただただ 自分の身の丈を知らされ
それでも 心は手を伸ばし続ける
俺のマイミクのポエマーＱ●さんが歌った詩に酷似している。
まさか…盗用？
９、fanfare
覚悟なき者は去れ
あてどない流浪の旅
Nobody knows 航海の末路
例えて言うとすれば僕はパントマイムダンサーです
見えもしねえもんを掴んで天にも昇った気になって
やがて風船が割れ
独り悲しい目覚め
そんな日でも
懲りずに「ヨウソロ」を。。。
ちょっと待ってと言われたって
どっち行くんだと問われたって
「答えはいつも風の中」にあるんですって
いつの間にか大人になって
うっかりして真面（まとも）になって
失った宝物を 探しに行こう！
説明不要、神映画『ONE PIECE〜STRONG WORLD〜』の主題歌として使われ、化学反応を起こした神歌。
ところどころに「航海」とかクライアントに配慮した言葉が出てくる。
１０、ハル
春の風に 世界は素晴らしいなって少し思えた
俺のマイミクのＱ●さんのポエムに酷似している。まさか…盗用？
１１、Prelude
悲しみを追い越して なおもその列車は走っていく
暗闇を切り裂いて 風をおこして 目指してたその向こうへ
良識やモラルなんて今はとりあえず棚の上へ
要らないぜ 客観視なんて
息絶えるまで止まらないで！
…これ…
明らかに俺に歌ってるよな…。
１２、Forever
割愛。
あんまり好きなタイプの曲じゃない。
しかしミスチルはちょいちょいこういうことをする。
まとめとしては、相変わらず毒もありポップもあってすばらしかった。
しかし欲を言えばFanfare級の神曲がもう一曲ほしかった。
「CANDY」とか「エソラ」とかシングルじゃない神曲ありますからね。
次回に期待します。
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