アメトークの伝説の回の一つとなった今回。ですが、品川さんに共感し、涙さえ浮かべたのは私だけなのではないかという気がしています。
品川さんがなぜ嫌われるのか。
可愛げがゼロなのです。愛されキャラではないのです。
可愛げ、はどこか弱くないと出てきません。
愛されキャラには、どこかにつけこまれる隙がないとなれません。
強くて、つけこまれる隙のない品川さんは、愛されないのです。
そしてこれは、さらなる負のスパイラルを産み出します。
誉めてもらえないから、自分で自分を誉めるしかなくなり、それがまた嫌われるのです。
一番いいのは子供や、可愛い女性です。
何かをする→誉めてもらう→またやる気になりがんばる→さらに愛され、また誉めてもらえる
という好循環を産みます。
こうなれない人種は悲惨です。
何かをする→誉めてもらえない→やる気なくなる
とか
何かをする→誉めてもらえない→何をしていいかわからなくなり迷走
とか。
そして品川さんが行き着いたのは、
何かをする→誉めてもらえない→自分で自分を誉める→さらに嫌われる
というスパイラルでした。
これすごいわかります。これ俺も一緒です。
本当は、我々のような非愛されキャラは
何かをする→ちょっと我慢→誰かに認めてもらえる→適度なタイミングで謙虚にちょっとだけアピール
という流れにしないといけないんだと思います。
まあ結局は自分で言わなきゃいけないんですけどね。誉めてはもらえないので。
そうなると、我々(!?)はどうしなければいけなくなるか。
勝ち続けるしかなくなります。
それしか、人に評価してもらえることがないのです。
RUDO編集長甘粕さんに「お前はプチ品川だな」と言われたことがあるのですが(芸人という意味ではなく、なんか色々小器用にやるという意味で)今回、さらにハッキリとしました。
じゃあ共感できたからといって品川さんを大好きになったかと言えば、そうでもないところが、我々の戦いが永遠に続く理由なのです。