ジャンプの復活の興奮醒めやらぬまま、コミックス発売。
微妙に読んでなかったところ。
ワクワクしながら購入。
※以下ネタバレあり
キャラがどんどん増えていく。
が、同誌の某超人気作品のように、
キャラが増えても散漫にならない。
むしろ濃密になっていく。
暗黒大陸もゴンも気にならず、
シュウ=ウ一家とエイ=イ一家とシャア=ア一家の権力争い、
船内アウトレイジをずっと見ていたくなる。
ハルケンブルグのたった一人の最終決戦「覚醒」、
ツェリードニヒがいよいよヒソカ、クロロ級の脅威になってきたことを感じさせる「警告」もよかったが、
なんといってもコミックスタイトルの「脱出」が秀逸。
フウゲツを思うあまりつれない態度を取ってきたカチョウ。
しかしいよいよ二人手を取り合って脱出に向き合う。
「カーちん!!私達もう離れないよね!?」
「当然よ!!あたしたちはいつでもいっしょ!!」
そして二人は、いつでも一緒に。
「自分の半径1メートル 見えないバリアを張った別世界 そんな僕を連れ出してくれたんだ」
まさに、二人セゾン。
ところで、サイレントマジョリティーはどうなったんでしょうか。