元売れない芸人の独り言

元売れない芸人がキン肉マンについて語っています。キン肉マンアニメ化祈願。

完璧超人始祖は大魔王サタンにも完璧超人始祖だった【キン肉マン大魔王サタン編】

キン肉マン』を読んでいて、少し物足りないことがありました。

 

悪い超人でも、キン肉マンや正義超人と戦うと、いい超人になってしまうのです。

 

例えばアシュラマン

 

権謀術数を用い、最後は人質作戦からのその約束すら破棄というスポーツマンシップから最も遠いまさに悪魔の所業でニューマシンガンズに完勝。

準決勝は友情の人形は使うわヘルミッショネルズや2000万パワーズも使うわ死んだ悪魔超人を呼び出すわでマッスルブラザーズすらあと一歩まで追い詰めました。

…にも関わらず、正義側になった次のシリーズでは無策に馬鹿正直に正面からフェニックスチームと戦ってしまいます。

 

ネプチューンマン

傲岸不遜、自分こそがイチバン、ナンバーワンであり、

次々にマスクを狩っていくサイコパス

が、キン肉マンに負けてからは、オメガマンにおびえ、

サムライとしてもそこそこ強かったけどまあ普通に戦うと、

ネプチューンマンらしさがなくなってしまいました。

 

もちろんそういう魔界のプリンスや、

覆面狩りのサイコパスをまともにさせるのがキン肉マンたちの魅力ではあるのですが、

アシュラマンアシュラマンのまま、

ネプチューンマンネプチューンマンのまま、

さらなる悪と戦ってほしいという気持ちがありました。

(ちなみに十数年後それを実現した漫画が『喧嘩稼業』でした)

 

ところがジャスティスマン。

 

ジャスティスマンVS大魔王サタン完璧始祖

 

完璧超人節出ました

 

正義超人や悪魔超人に「下等超人が!」というだけならただ言えるやつに言ってるように見えますが、

大魔王サタンにもそのスタンスを貫くのが一貫性があって素晴らしいですね。