ビッグボディとギヤマスターが最後に意気投合します。
神は不公平であると。
本当に神は不公平なのでしょうか?
平和な国に生まれる者もいれば、戦争している国に生まれる者もいる。
平和な時代に生まれる者もいれば、戦時中に生まれる者もいる。
五体満足の者もいれば、ハンデを背負った者もいる。
五体満足のまま一生を終える者もいれば、事故に遭う者もいる。
高速道路200kmで走るのが趣味でなんともない者もいれば、青信号渡ってて車に轢かれる者もいる。
資産家の子供もいれば、スラム街の子供もいる。
容姿端麗の者もいれば、そうでない者もいる。
やることなすことうまくいく者もいれば、何もかもうまくいかない者もいる。
流れ星に願いを叶えてもらえる身分の者もいれば、流れ星に殺される者もいる。
神に取り憑かれて決勝までいく者もいれば、取り憑かれたのにザコキャラのように技も出せずに一回戦で負ける者もいる。
神から三大奥義をもらえる者もいれば、メイプルリーフクラッチというよくわからない技を自分で考えざるを得ない者もいる。
一人で四人を倒せる部下を登用できる者もいれば、四人の部下が一人に殺されてしまう者もいる。
こう考えると、
神は不公平であると言わざるを得ない気がします。
しかし、私はこうも思うのです。
「いけないなァ、神のことを悪く言っては」
と。