堂本剛が6月11日のIPPONグランプリのゲストに出ることが決まったようです。
ゲスト観覧には堂本剛、なんと俺得なIPPON。
— 小豆 (@irodoripop) 2016年6月4日
堂本剛が異例の挑戦「芸能活動休止ですかね」「怖くて仕方ない」
堂本剛氏は、1979年4月10日生まれの37歳。
いわゆるロスジェネ世代です。
1993年4月4日、ABCテレビ『KISSした?SMAP』にて初めて「Kinki Kids」のグループ名を発表。
1994年の『人間失格』という野島伸司のドラマにKinkiKidsとして出演し話題になり、1995年の『金田一少年の事件簿』が大ヒットします。
当時の女子中高生の心をわしづかみにし、人気ドラマ等で男にすら一定の人気を持ったKinkiKidsですが、2001年に「堂本兄弟」、2002年に「堂本剛の正直しんどい」などの彼らをMCとしたバラエティ番組が始まると、あるカリスマとの比較を指摘されることになります。
IPPONグランプリに堂本剛が!松本人志への憧れが異常なあの堂本剛が!!
— show (@show10a) 2016年6月4日
最近の人達にはわからないかもしれませんが、90年代のダウンタウン・松本人志さんというのは「人気お笑い芸人」という枠ではくくれない、カリスマでした。
その影響はすさまじくとにかく「マネしたくなる」ほどでした。プチ松本人志さんは全国の中学・高校・大学にたくさんいたのですが、しかし、素人と違い、芸能人には暗黙のルールがあります。
「自分は自分のキャラでやらなくてはならず、誰かのマネではいけない」
というルールが。その禁を破ってダウンタウンぽい喋り方、ボケ方をしていたナインティナインさんなどは、松本人志さん本人から公開処刑されてしまいました。
くりぃむしちゅーさん、アンタッチャブルさんもダウンタウン病になりましたが、「やっぱり難しい」ということでキャラを治しました。
芸人さん達が治していく中、松本人志リスペクトをつらぬいた(?)のがVIPこと堂本剛です。
堂本兄弟は完全に「HEY!HEY!HEY!」リスペクトですね。
ゲスト無視でボケまくるところなんか、90年代の松本師を思い出し、きゅんとなります。
さらに多才な堂本剛氏は、KinkiKidsと別に、自身で作詞作曲をした歌まで出します。
しかし、歌を出すや、こう言われました。
— show (@show10a) 2016年6月4日
今度は、ミスチルに似ていると。
松本人志監督的に言うと「どないやねん」状態ですね。
例えばこんな曲です。
確かにミスチルですね。
…ただ、ミスチルリスペクトといえど、この曲は神曲で、このPVは神PVだと思います。このコード進行と字余り感めちゃめちゃ気持ちいいですね。何より平山綾が鬼のように可愛いですね。
では、私は、堂本剛氏を松本人志と桜井和寿の劣化版だと批判したいのでしょうか。違います。
僕ら…ロスジェネ世代は、全員堂本剛なのです。
松本人志に憧れ、桜井和寿に憧れ、そんなカリスマのようなプライドを持って就職活動をすれば超氷河期で落とされまくり、正直しんどい人生の中で「オリジナルなカラー」を探しているのです。
全国の堂本剛のみなさん、がんばりましょう。