元売れない芸人の独り言

孤高のコーイチロー、波乗りコーイチロー、ヒキコモリオなどの芸名で売れない芸人をやっていました。

笑けずりで頭一つ抜け出したAマッソはイエモンの隠れファンだった

Aマッソがちょっと抜ける

 芸人9組が一つ屋根の上で暮らし、9組中1組の地上波オンエアを目指す、お笑い版ROADTOUFCJAPAN、笑けずり。

 

8月28日の放送では、7組がネタを行い、1組がけずられました。

 

250組の中から選ばれた9組ということもあるのか、笑い飯さんの出した「誰もやったことないテーマの漫才」というお題がよかったのか、全組面白かったです。

 

250組の中から選ばれたり(その250組に選ばれることすら大変)オンエアバトルにも出ているということで、基礎体力があるのはわかるのですが、しかしお笑いのレベルは底上げされてますね。15年前は、もっとつまらない芸人をいっぱい見ることができたのですが。お笑いとラーメンは、ブームで完全に底上げされましたね。ただ、だからといってテレビが15年前より面白いかというと、考えてしまうのが難しいところですが。

 

その面白い7組の中で、Aマッソがちょっと抜けました。

絶妙なバランス

Aマッソは、ワタナベエンターテイメントの女コンビです。

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女コンビというとどうしても、可愛いとかブスとかで見てしまう世知辛い世の中ですが、可愛からずブスからず、絶妙なバランスを保っています。

 

さらに、ネタも絶妙なバランスです。海の中で足を引っ張ってきたのはトーキョーアカデミーという、飛ばしまくりのネタを、しかしシュールな感じ・敷居が高すぎる感じにせず、ベタな雰囲気でやってのけます。この辺が笑い飯さんファンというところでしょうか。

 

さらに、二本目の「さびた鉄鍋で炊いた飯」も、一本目と全く同じく、面白いことを、敷居高い感じにさせすぎずにやっていました。高須光聖氏が「二本やると地力がわかる」と仰ってましたが、まさにそういう感じでした。トーキョーアカデミーがラッキーパンチなのではなく、絶妙なバランス感覚のある方達なのだと。

 

そして今回彼女たちが優勝しましたが、それと別に、一歩抜け出した感じがしました。売れる気がします。

 

Aマッソはイエモンの隠れ信者

 そんな彼女たちの二本目のネタ「さびた鉄鍋で炊いた飯」の中で、加納氏が音楽の授業で歌うくだりがありました。音楽の授業でJ-ロックを歌うというのだけでもボケなのですが、そこで出てきた歌詞が

 

ベリグッダイブいけそうじゃん

 

でした。これは、1992年~2001年まで日本ロック界を震撼させたTHE YELLOW MONKEYの密かな名曲「プライマル。」です。

 

イエモンといえば、JAMがずば抜けて有名で、今でも外国で大きい事故があるたびに引き合いに出されます。楽園、LOVELOVESHOWなども有名です。

 

1999年にレコード会社がBMGファンハウスになり、「PUNCH DRUNKARD TOUR」を終了したのち約2ヶ月間の休養します。そこから勢いがなくなったかのように言われますが、実はイエモンは枯れることなく名曲を出し続け、ラストシングルとなった「プライマル。」も実は名曲中の名曲なのです。

 

失恋の歌としても素晴らしいし、卒業ソングとしても素晴らしいし、苦悩の末のイエモンの解散への思いとも取れる、3つかかってる名曲、しかもそれでいて暗くならず、曲だけ聴いてもポップだしめっちゃかっこいいという曲です。

 

こんな名曲を拾ってくるセンスのあるAマッソに、SPARKしてほしいものです。