元売れない芸人の独り言

孤高のコーイチロー、波乗りコーイチロー、ヒキコモリオなどの芸名で売れない芸人をやっていました。

範馬刃牙の最終回を見届けて〜刃牙は俺の青春そのものだった〜

中学時代によく行っていたカミという友達の家。そこに、カミの兄ちゃんが買っている漫画がありました。「なんか北斗の拳みたいな変な漫画がある」とカミに紹介され読んだのが、『グラップラー刃牙』でした。当時は『ドラゴンボール』『幽遊白書』全盛時代。なんの波動も霊力も出ない漫画だったのですが…なぜか惹かれました。ファーストインパクトで最高に面白いと思ったわけではありません。思えば最初から茶化し半分で、「何斗場って(笑)」みたいなノリで読んでいたのです。カミんちには8巻までありました。

ガッツリハマったのが、当時の最新刊9巻をコンビニで見たとき。幼年編に戻る展開も新鮮なら、100対1であっさり負けてしまうのも新鮮。それに、ラスボスのはずのオヤジが、稽古をつけるのも新鮮。家の落書きも新鮮だし、不良の雰囲気もいい。いわばハックルベリー氏言うところの「最先端感」が出ていました。

さらに不良以上に強いのが「体育会系5人」というのもよかった。当時の私は中学生。まさに、不良が毎日鍛えているサッカー部の人間に返り討ちに会うシーンなどを見たりした年頃で、ばっちりハマりました。

ところがそこに、その流れを覆す神キャラが現れます。花山薫です。不良を倒していける「努力」を、やっぱり踏みにじる「天才の暴力」。そこまででもクソ面白くて、ゲームセンターの刃牙花山戦はベストバウト候補なのですが、さらに神展開が訪れます。名勝負の終局に降臨したオーガ。来るなり「まだ序盤戦というところらしい」。そして花山を秒殺。「くだらぬ時を過ごした」。名言に次ぐ名言、神展開に続く神展開。面白さが何度も押し寄せ、その頃からがっつりとコミックスを買うようになっていました。

面白すぎる幼年編から現実に戻ります。「幼年編のほうが強かったんじゃないか」と、周りの刃牙読者からは声が上がってましたし、子どもながらに、「これより面白いことできるのか」という不安すらありました。ところが板垣先生は、その遥か上を飛翔していきました。伝説の、最強トーナメント編。幼年編を超える神展開があったのです。





…思ったより書きたいことが出てきてしまったので、最終回感想は明日書きます。すまん、あと一日だけ付き合ってくれッ!