元売れない芸人の独り言

孤高のコーイチロー、波乗りコーイチロー、ヒキコモリオなどの芸名で売れない芸人をやっていました。

店員が居心地よく仕事できる店は潰れる


店員が居心地よく仕事できる店は潰れる



今日コンビニに行ったとき、ふと昔バイトしていたコンビ二のことを思い出しました。非常に楽しく、仕事がないときでも行ったりしていたし、「明日バイトかよ…」という憂鬱感もゼロでした。夢のような環境で、今考えると就職したいくらいだったのですが(!?)8年くらい前に潰れました。



フリーライターを始めたころに、保険としてアルバイトをした山手線沿いのマッサージ屋がありました。社会人を経てからアルバイトを始める私に何の偏見もなく、丁寧に技術を教えてくれました。お客さんのいないときは、みんなで交替で指圧の練習をしました。居心地がよく、ずっといたい空間で、「明日バイトかよ…」みたいな憂鬱もなく、今考えると就職したいくらいの環境でした(!?)。ところが、5年前に潰れました。



このことから、タイトルのような仮説を考えたのです。しかし一体なぜ、店員が居心地よく仕事できる店は潰れるのでしょうか

1、店員への緩さが経営にも出るから

かなり上から目線の仮説で申し訳ないし、上記二店とも頑張られてることは頑張られていたと思うのですが…それでも、厳しいところよりは緩かったと思います。店員同士の私語を禁じていたか、客がいないときは外に出てチラシ配りをしたか、妥協せずに掃除していたか、コストカットを徹底していたか…そこまででもなかった気がします


2、緊張感のなさが接客に出る

居心地がいいということは、素で行けるということです。素のまま接客するということです。…もしかしたら、イラっとしたお客さんもいるかもしれません。もちろん敬語は使ってましたし挨拶もしていましたが、どこか弛緩した空気は伝わってしまったかもしれません。


3、肉食系がいない

結果的に、上記二店舗に共通して、そういえば肉食系がいませんでした。それが私の居心地のよさにも繋がっていたのかもしれません。(そのときはそんな分析してませんでしたが…)肉食系がいないとなぜダメなのか…。まず肉食系は、後輩をビシバシ指導します。それで接客等が向上するということもあるし、全体的にほどよい緊張感が出ます。次に、対外に対しては、ガンガン営業するというのがあります。遠慮しない彼らの踏込は、売り上げに結びつくことも多いでしょう。さらに、セキュリティ的な役割もあります。タチの悪い客が来たときの、SP的存在にもなるのです。







…では、肉食系ばかりを集めればいいのでしょうか? そうは思いません。肉食系を集めた果てに、エンドレスで残業して、謎の数字目標達成のために走り続けるワーキングプア集団ができあがります。

肉食系と草食系がうまいバランスで混在し、ちょっと居心地が悪いくらいのお店が長続きするのではないでしょうか。