元売れない芸人の独り言

孤高のコーイチロー、波乗りコーイチロー、ヒキコモリオなどの芸名で売れない芸人をやっていました。

徹子VSローラとダイノジ大谷さんVSサンキュータツオさん

※不穏試合とは…本来プロレスなはずにも関わらず、主催者が知らないところでガチになっていき、見ていてドキドキするくらい打撃が強くなっていったり、折りにいってしまう試合。猪木VSアクラム・ペールワン橋本真也VS小川直也が代表例。(検索して定義がなかったので勝手に私が定義しましたが、大体合ってるはず)


徹子VSローラは、完全に見逃したのですが(BS朝日で30日(金)の17時半から再放送するらしいです)どうだったのでしょうか。

徹子とローラは空気を読めないのだろうか。読んで、読まない振りをしているのだろうか。今の時代、「読んで読まない振り」してる人だと、なかなか本当の不穏試合にはならない気がする。



そして、同じ日、もう一つ不穏試合があった。

マキタスポーツさんとダイノジ大谷さんがMCのWOWOWプラストが「落語の未来」というテーマで、我らがサンキュータツオさんがゲストとして呼ばれた。

タツオさんは1998年に「浅草お兄さん会」に出演したことを芸歴の始めとされている。大谷さんは1994年にダイノジとして吉本のオーディションに合格。事務所は違えど、大谷さんのほうが先輩。けれども、大谷さんがタツオさんをイジったりということはなく、立場を尊重しながら話されているような関係性だ。

現役芸人でありながら、鋭いお笑い批評をされ、ブログがカリスマ的に支持されているという共通点を持つお二人。数ヶ月前、このWOWOWプラストで邂逅された。

そのときはちょっと緊張感もありながら、お互いの知と知を出し合われている印象だったが…

今日、若干不穏試合の空気になった

落語論に行く前、まさに枕のようにR−1の話になったのだが…


タツオさん「4分と3分の差は大きいよ。今まで決勝4分だったのが3分になった。ピン芸人は、いかに世界観を作るかっていうことに命懸けてる人たちなのに、3分ではできないよ。そしたらもう、キャラ芸で、一言で落としていく形しかないから」
大谷さん「うんうん」
タツオさん「これバカリズム出たって勝てないよ」
大谷さん「(軽くうなずく)」
タツオさん「これ逆に、R−1やるんだったらですよ。THE MANZAI見てね、うらやましかったのかもしれない。だから12組にしたのかもしれない。だけど逆にR−1は、一組5分とか…8分持たしてもいいかもしれない。どっちが波及力あるかって言ったらそれくらいのことやらないと話題にならないと思う」

さすがタツオさんという「分析とそれを元にした新たな提案」だ。我々フォロワーであればリツイートして同意したはず。だが…


大谷さん「それは、絶対に違うよ


!!



大谷さん「なんのためにR−1やんの? タレント作るためでしょ? いい芸をしっかり見せたいっていう理想論なんか、全く持ってないよ。テレビの中で芸人ができることって、短時間で何を返すかでしょ? それがほしいだけでしょ、ピン芸人って(略)理想論を求めるならNHKでやりゃいいじゃんて思うわけ」


短時間で返すタレントを作るのが目的であれば、8分やるのは違うと仰る大谷さん。我々NSC卒業生であれば「勉強になりました、ありがとうございました」と同意したはず。だが…



タツオさん「でも地上波でやっててR−1今までスター産んでないじゃないですか


!!!


き、切り返した…。これは…2011年大みそか、桜庭柴田VS鈴川澤田以来の不穏試合になるか…


と思ったが…



大谷さん「それは…R−1自体を広く否定しなきゃいけなくなるんで…あー、いけないいけない!(口を押える)
一同「(笑)」


まさに短時間で返され、チャンチャン、と畳まれた。



芸人のタブーを破られてきたお二人。今後もブック無視のガチンコ不穏試合を見せていただきたい。