先週の火曜日、ロンドンハーツで「淳が泊まってジャッジ!! ホントはイイ女GP」という企画が行われていた。私は録画しながらも放置していた。正直「今週はあんまりかな」と思っていたのだ。ロンドンハーツは、ばらつきが激しい。視聴率の、とか、完成度の、とかではない。私の心の琴線に触れるばらつきが激しいのだ。爆笑して何度も見たくなる回もあれば、3分くらい見て、見るのをやめてしまう回もある。
そしてこの回は、お色気路線かなーと思い、あんまいいやと思っていた。お色気を否定するわけではないが、中途半端なお色気が好きではないのだ。…愛のむき出しくらいやってくれるのならいいが…。
だが、録画してみると、そんなものではなかった。むしろ面白おかしくやってはいるが、非常に深みのある企画だと思った。
この企画は、淳さんが、四人の女性の家にいき、いくところまでは伝えているが、ドッキリでそのまま勢いで泊まってしまうというもの。そして誰が一番「ホントはいい女」なのかを決めるという企画だ。「ガサ入れ!」のセルフカヴァーの企画とも言える。
四人とは、クワバタオハラ小原さん、手島優、たんぽぽ白鳥久美子、鳥居みゆきさん。
…普通だったら。普通だったらだ。
ぶっちぎり大差で手島優が優勝だろう。
2011年のセバスチャン・ベッテルのように。
2010年のアリスター・オーフレイムのように。
そして、しばらく空いて鳥居みゆきさん、そして小原さん、そこからさらに随分経って白鳥久美子というところだろう。
「最低」と思われる方もいるだろうか。でも、男ってこんなもんなのだ。
そう、まず、男ってこんなもんということすら、平等教育の中では隠されている。
そこから変な自意識や、しなくていい失恋、やりすぎる美容整形、会いたくて会いたくて震えるほどに病んでしまうメンタルが生まれてしまっているのだ。
学校ではこれすら教えてくれないことだが、ロンハ―ではその辺は毎週教えてくれてるので、そこは当然として審査が始まる。一人目はクワバタオハラ小原さん。
まずは、淳さんがボケのような立ち位置で始まる。なかば強引に入り、風呂場でボトルの底のヌメりを見る神経質さを見せる。さらに風呂に入ったり股間を見せたりヤりたい放題だ。その中で、小原さんが風呂場にシャンパンを持っていったり、天かすのせ冷奴、カプレーゼ、キャベツの塩昆布和え、たこ焼きを作るなど女性らしさを見せる。特に部屋の綺麗さは潔癖症の淳さんを満足させたようで「(彼女がいなければ)明日告白したい」とまで言わしめた。
その後、小原さんが酔っぱらって暴れるというオチもついたが
「いい女とは何なのか」
「居心地とは何なのか」
「泊まってみないといい女かはわからない」
というテーマが見えてきた。
続く