元売れない芸人の独り言

孤高のコーイチロー、波乗りコーイチロー、ヒキコモリオなどの芸名で売れない芸人をやっていました。

『浅草芸人』発売記念トークショーとは何だったのか

先日ネイキッドロフトにて『浅草芸人』発売記念トークショーが行われ、ゲストとして呼んでいただきました。

詳細はコチラ『死んだ目でダブルピース』

行く前は、非常に楽しみでした。なぜか。

1、プチ鹿島さんとの共演

ずっとブログを読んでいて、許可局をずっと聴いていた。タツオさんに紹介していただいて以来、プロレスに一緒に行かせていただいたりしたが、一緒に舞台に立たせていただくのは初。あのトークを至近距離で受け、さらにカラめる可能性があるというのは、かなりテンションが上がった。

2、セクシーJとのトークリベンジ

実はセクシーJとは以前トークライブをやったことがある。「プロとは何なのか」というかなり踏み込んだテーマで、新しいことができたと思ったが、いかんせん客5人だった。そこから時は経った。果たして多くの人の前で、同じ釜の飯を食った友であるJと潰し合いのようなトークの総合格闘技ができるのか。「プロ何」のリベンジができるのか。楽しみだった。

3、中山涙さんのトークと、このイベント自体

お笑いブログのトップランカー中山涙さん。文章力に不安を持つ人はいないだろう。だが、このリングは、トーク…。果たしてペン先走るように軽妙なトークをされるのか…。そしてこのイベントはどこへ向かうのか…。プロレス新団体旗揚げ戦を見るような楽しみがあった。

4、お笑い評論家としての初舞台

私はもう芸人ではなく、お笑い評論家。どのような立ち振る舞いをすればいいのかの試金石になると思った。


第一部の様子はコチラです。

まず一部に関して。

やっぱり、プチ鹿島さんはすごかった。最初はあまり喋らなかったが、それはアリスター・オーフレイムの序盤のように、まずは相手がどういうものか獣のように見定めていたのだろう。案外ゴング同時ダッシュしないですよね。オーフレイム。そして話し出すと、いつも安定して、ゴールに向かっている。そして中田英寿のように、常に場を正しい方向に持っていく。

Jは、鹿島さんに正月のことをフられたときに、咄嗟に「普通の奴」の設定にしたのが素晴らしかった。言葉のチョイス、演技もうまかった。だが、後半、真っ正直に嫌いな芸人を言う必要はなかった。いい奴すぎる。

中山さんは、エノケンの話になると活き活き、バッチリ喋っていた。私の突発的な「チャカイ、チャカイ」についての質問も、完璧に返された。中山さんと奥さんで後日ユーストで反省されていたが、鹿島さんがMC、進行、その場全てを司る人になり、ピンポイントで中山さんに振っていくほうがよかったのではないか。(ただまあそれは新日本的というか、マッスルみたいになった今回も私は好きですが…)

そして私。わかる人にはわかると思うが(!?)第一部は、さりげなくいい仕事してた。特に前半の鹿島さんボケ的なフリ→Jボケに乗っかる→私突っ込むは気持ちよく決まった。もう芸人じゃないので、こういうのも恥ずかしげもなく言ってしまうことにする

ただじゃあ、孤高のコーイチローは、自分大好きのポジティブ人間、宇宙一パンチの効いた夫婦を目指すかといえばそうでもなく、反省点もあります。それが第二部。第二部はエノケン、ロッパの映像を流してそれについて語るというコーナーだった。なんとなく、お客さん的の空気的にも今の芸人と比較したりしたほうがいいのかと思い、爆笑問題さんなんかの名前も出したが…ここは粘って、浅草芸人の話をすればよかった。なぜなら私はお笑い評論家として呼ばれているから。柔らかくするのはJがやればいい。…ここは、ですけどね。二部は。二部は私はディープに浅草芸人の話をすればよかった。事実鹿島さんはロッパの話で中山さんと討論のようになり、盛り上げていた。反省。

三部は、みんな好き勝手喋って盛り上がった。中山さんはグデングデンになってきて、私も私でJとワインを酌み交わした。三部も一応撮っておいて、しばらくしてからアップしたりしてもよかったかもと思った。

そして結論としては…楽しかった。演者の感想として正しいかはわからないが、非常に楽しい夜だった。

ぜひ、一冊目売れて、二冊目を出して、トークショーを行い、また呼んでいただきたい。