元売れない芸人の独り言

孤高のコーイチロー、波乗りコーイチロー、ヒキコモリオなどの芸名で売れない芸人をやっていました。

ブル中野はマッスルの隠れファンなのか

ブル中野の引退興行に行ってきた。事実上の引退をしたときから時を経て引退興行を行う姿に自分を照らし合わせたとか、女子プロを全然見てなかったから行ってみようと思ったとかではなく、お世話になっている出版社の方達に誘われたから行った。あとゆずぽん目当て。ブル様ファンの方すいません。…ただ、結果的にこの興行で私はブル中野をリスペクトすることになる。

第一試合 アジャ・コングVS浜田 文子

アジャって、第一試合を勤めるようなポジションなのかと思った。新日本プロレス後半の蝶野も、フワっとタッグマッチとかをやらされて、全然メインはやらなかった。浜田APクロスで勝利。

第二試合 バトルロイヤル

尾崎魔弓井上貴子コマンド・ボリショイ、GAMI、
堀田祐美子倉垣翼、植松寿絵、桜花由美紫雷美央、宮城もち
星ハム子、DASHチサコ、仙台幸子下田美馬春日萌花、真琴、大畠美咲、伊藤薫渋谷シュウ、松本浩代、米山香織、ブル広田(広田さくら

知ってるレジェンドもいれば、全然知らない人も多かった。ブル広田がコーナーで三点指示倒立してるの新しい絵面だった。広田がウラカンラナで勝利。

以下、勝敗は省略します。


第三試合 大谷晋二郎日高郁人、橋本大地VS白使、西村修スペル・デルフィン

新崎人生がWWF版の白使として登場。初めて見た。拝み渡りがめちゃめちゃ速かった。

<第4試合 ギロチンマッチ 30分1本勝負>
春山香代子、水波綾 VS AKINO、成宮真希

ギロチンが得意な人たちなのか、ギロチンで決めなきゃダメなのか、ルールがよくわからなかった。大みそかのIGFもそうだが、変わったことやるときは最低限のルール説明は会ったほうがいいと思う。

<休憩>

ユリオカ超特Qさんがリングで藤波のマネをした。場内大爆笑。

<第5試合 50代&40代&30代&20代&10代 10人タッグ 60分1本勝負>
ジャガー横田豊田真奈美中川ともか、夏樹たいよう、チェリーVS
ダンプ松本井上京子、Leon、下野佐和子、つくし

つくしが地下アイドルみたいだった。

<第6試合 スペシャシングルマッチ 30分1本勝負>
華名VS花月

現代のプロレスを否定し、Uスタイルの華名と(RUDE編集長甘糟さん情報)。花月。華名の哲学は素晴らしいと思ったが、この試合では、花月ががんばってる感じだった。

<第7試合 6人タッグマッチ 60分1本勝負>
高橋奈苗里村明衣子さくらえみVS
栗原あゆみ世IV虎藤本つかさ

RUDE編集長甘糟さんはまず、栗原あゆみを推してた。遠くだからわかんないけど、確かに可愛くてスタイルもいいと思った。次にRUDE編集長甘糟さんは、里村明衣子を推していた。確かに緊張感を漂わせる、戦う女っていう感じだった。だが…私はある女性に目を奪われていた。煽りVTRから「こいつらに興味ない。全盛期のブル中野と戦いたかった」と尖りまくり、5人握手してるのに、一人特攻服でうんこ座りで拒み、試合が始まってもサブミッションはしないヤンキースタイル。スタミナまでガチっぽくなくなる素晴らしさ。帰るときも今も、世IV虎のことが気になってしまった。これが恋というものだろうか。

<第8試合 メインイベント:シングルマッチ 30分1本勝負>
愛川ゆず季VS
志田光

ゆずポンの入場曲「パイパイレンジャー」がバカらしくてよかった。だが! だったら! なんでもっとゆずパイを見せてくれなかったんだ!?もったいつけたのか。いつもはもっと見せてるのか。グラビアではもっと見せてた!怒りが先に出てしまい、試合内容が入ってこなかった。

そして二回目の休憩。これを挟んでブル中野の引退セレモニーが始まるということだった。

セレモニー開始…。

「この方が来てくれました…アントニオ猪木入場!」

そしてアントニオ小猪木さんが現れ大ブーイング。これはきつそうだった。小猪木さんが悪いわけではなく、「期待値と現実の落差」だと思う。そしてそれは次に最大になった。

クラッシュギャルズの入場です!」

本日最大の盛り上がり。会場が沸くとはこのことか。だが…

なんとその二人は、マスクをかぶった偽者だった。

暴動が起こるんじゃないかと思うくらいのブーイング。

今までの引退ムードがぶち壊しに。

さらに…ブルがプロレスを始めるのかと思ったら、過去のクラッシュギャルズの名場面がビジョンに映し出され、それを再現するというなんともしょっぱいもの。

1990年の伝説のアジャ戦にいたっては、仰々しく一角だけ金網が作られたものの、ワイヤーで吊るされて、ゆっくりリング外に降りていった…。

かなり茶番に思えたのだが…どこか既視感を感じていた。このメタ感。バカバカしい感じ。

マッスルだ!

まさかブル中野は…マッスルの隠れファンなのか?

そう考えると、だ。

マッスルのコンセプトの「メタ」「破壊」ということを自身の引退興行にトレースすると…

ここからは全くの妄想だが、おそらくブルは神取やアジャとの試合も考えたのではないか。だが、それでは普通だし、「これからの青木恵子」に向かえない。だからこそあえて自分の過去の功績をバカバカしい茶番で塗り替え、未来に目を向けさせたのではないか。

それより何より、そのグダグダになった空気を一瞬で引き締めたスピーチがさすがだと思った。

憎まれて、石投げられて、金貯めろ

心に刻まれました。おつかれさまでした。