H田編集長とカメラマンT氏と長渕剛のミサ…ライブに行ってきました。
飲まずにANIKIの…そして信者達のテンションについていくのは不可能なので、赤羽で飲んでから行くことに。赤羽には実はいい感じの飲み屋街があったことが発覚。(私が知らなかっただけですが)その中の「八起」という店でホルモンを喰いながらチューハイを数杯呑む。いい感じで酔ったところで京浜東北線に乗り、北へ北へ向かった。…鹿児島から出てきたANIKIのようだ。
20分ほど遅れたものの、ANIKIもいつも20分くらい遅れて来るので、行ったとき丁度始まるくらいに。
一曲目は「絆」。いきなり今回のアルバムのエース級を投入。37,000人が拳を振り上げ、一体になる。
二曲目は「サクセス」。これも今回のアルバムのエース級。ANIKI、秒殺で終わらせる気か?
三曲目が「蝉」。得てしてANIKIは「昔の曲がいい」と言われてしまうが、この曲は最近の曲の中でもオールドファンをもうならせる力のある曲だと思う。
四曲目が「女神のスウィング」。まるでブロードウェイのような照明になり、ハットをかぶったANIKIがセクシーに腰を振りながら歌い上げる。さいたまスーパーアリーナでMJが生き返ったのかと思った。
五曲目が「俺たちのニライカナイ」。…この辺から、曲順の記憶は曖昧になります。大体で読んでください。この曲は、まぎれもなく名曲だと思う。いや、これは真面目に。過小評価されてる気がする。
六曲目。ここからバックバンドが去り、ANIKIがアコギを持った。何かを期待させる中…
「傷つき、打ちのめされても…」
会場のボルテージが一気に上がる。ANIKI最高傑作とも言える「Hold Your Last Chance」だ。みんな歌い出す。俺も当然歌う。「君が愛にしがみつく前に まずは君が強くなれ」今の恋愛至上主義、処方された薬に頼り、挙句に「死にたい」とか言い出す「I」に数年前にすでに警鐘を鳴らしていたことがわかる。
さらにANIKI最高傑作ともいえる「MySelf」と続き…
「ヒリヒリと 傷口に 染みて眠れなかったよ」
キターーーー! 俺が初めて買ったANIKIのCD、それがこの「しゃぼん玉」。ライブには四、五回来ているが、やらなかったり、やってもレゲエバージョンみたいな変なのだったりと、まともに聞いたことはなかった。弾き語りで聴く「しゃぼん玉」…やはりいい! 「くじけないで なげかないで うらまないで飛ばそうよ あの時笑って作ったしゃぼん玉のように」とか泣きそうになる。
そしてここでANIKIのMCが入った。
「お前ら、ほんと昔の歌好きだな。過去を捨てて前に進もうぜ!」
確かにそうだと思った瞬間…
「かたーい絆に 思いを寄せて」
!!
自分が過去を捨ててないだろ!
ANIKIが確信犯的にボケてきた。
さらに…
「だっていきなりCM見たら、俺の歌流れてんだもん。菅原文太さんが渋くビール飲んじゃったりしてさ。俺にCMやらせろっていうのな」
!!!
ANIKIにまだそんな金銭欲が!
そして「乾杯」を歌った後…
「チンピラ7〜8人に刺されてさ…だけどもがいて…」
…これはまさか…伝説の…
「血まみれでタバコに火いつけて…」
あのドラマ…そしてあの歌では…
「あのとき小川英二は死んでなかったんだよ!」
えーーーー! 死んでなかったんだ!
「お前たちの心の中に生きてんだよ! 男一匹、群れずに突っ張って生きれるってことを見せたんだ。小川英二は俺なんだよ!」
そしてもちろん…
「ウォーウォーウォー ウォーウォウォ ウォウォウォウォー」
37000人総立ち。清原じゃなくても号泣ですよ。
そして、完全にあったまったところで…
「刃渡り30の出刃包丁…」
!!
秋葉原無差別刺傷事件をモチーフにしたと言われる問題作、「知らんふり」だ!
さっきまで盛り上がってた観客だが、ここはただ見守るばかり。まあ拳振り上げるのも違いますしね。
そして、桜島、泣いてチンピラ等の名曲が歌われ、アンコールになり、「TryAgain」が歌われ、いい感じで終わったと思った。
のだが…
「今日は特別にやっちゃうよ」
とか言って、ANIKIがギターの人とセッションを始めた。
これが、グダグダだった。
そしてグダグダっと終了。
しかし、そこがまたいいですよね。「最後グダグダでしたね」とまた語れるという。
ANIKI、また行きます。
俺たちのニライカナイ/長渕剛
俺たち 島んちゅうは 琉球の国ですべてを受け入れそれでも 突っ立ちここに在(い)る!
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