本当は
闇金ブシジマくん 第二話「ポエマーくん その2」
か、
何を弾いてるんでしょうか?5
をやろうとしたんですが、
松本人志のコント(MHK)の感想〜「答辞」を文字起こししました〜
が、鬼のようにアクセスがあるので、それに関わるものを書くことにしました。
しかし…
「ダイナミックアドベンチャーポータブル」
で検索される方は、何が目的なんでしょうか?
そして私の記事を読んで満足してくれたのでしょうか…?
あと、
「松本人志 逆に」
で検索される方が大勢いらっしゃいますが、正しいコント名は「答辞」だということだけは、ぜひ知っていただきたいです。
そんな、改めて脚光を浴びた松本氏ですが、NHKは連続で畳み掛けてきます。
で、松本氏の密着をしたのです。
ツイッターで「松本人志のことは全然知らないが、仕事に対するストイックさがわかって好感が持ててうれしかった」と書かれていて、ビジネスマンの方にも松本氏の魅力が伝わったことがわかりました。
では、松本さんファンとしてはどうか?
『遺書』から著書を買っていて、放送室のヘビーユーザーだった方は(私含む)、まあ松本氏の笑いに対するストイックさは知っていて、葛藤のような部分も知っていたところだと思います。…と言っても、デラックスの前のあのビリビリ感とかは初見でしたけどね。ダウンタウンさんって、ほんとのほんとに幕が開くまで目も合わさないんですね。なんかかっこよかったです。メイクもかっこよかった(笑)
…それと別に、明らかに二点、衝撃的だったことがあります。
(1)松本人志さんのコントの作り方
コントの作り方は人それぞれだと思うんですが、松本氏は「変形ブレーンストーミング方式」なんですね。(勝手に私がつけた名前です)
自分で一からネタ帳に書く…のではなく、作家の方達に書いてもらってそれを選ぶ…のでもなく、自分がジャストアイデアレべルのネタを持っていき、それを作家達とブレストする。…ただ、ちょっと普通の企画会議と違うと思ったのは、やはり松本さんは絶対的というか、一番面白いのは皆わかってるというか…松本さんから「A」という意見が出たときに、「いや、Aは無いんじゃないですか」とか「AよりBのほうがよくないすか」とか、そういう意見は出ない。…まあ、否定しないのはブレストのルールですし、そういうことを言ってるシーンをカットしただけかもしれませんが。大体、松本さんの意見に「いいと思う」かどうかを言ったり、ちょっと広げたり、という感じでした。
まあ、今回はそういう感じでしたが、やり方は色々違うのかもしれません。たとえば対アメリカ人用コント『SASUKE』を作るときには、木村祐一さんや高須さん等、作家陣が集められ、木村さんが「また100本くらいコント書くんですか?」とおっしゃってました。とにかくいろいろ集めて、吟味するパターンもあるかもしれません。
そして、ダイナミックアドベンチャーポータブルのオチ「やっぱええわあ」か「高ないですか?」の二択どちらかを本番で決めるとされていたところまさかの「アゴ痛くなってきたんですけど…」。まさに「ネタなんてウケて当たり前。問題は、アドリブがどれだけ出せるかや」という名言を残された松本氏の真骨頂が見れました。
(2)映画第三弾の主役
「これってあの とうとう出ない 本人 この映画」
という、倉本氏の衝撃的な言葉からそれは始まった。
第一作、第二作と続けて松本氏自身が主役であり、いつかは他の人に主役を任せる日が来たとしても、まさか三弾でもうそうなるとは私含め、誰も思っていなかったのではないでしょうか。では、松本氏を超える、主役候補は誰なのでしょうか…。板尾さんか、勢いのある若手芸人か、もしくは演技派俳優か…
その男は、新宿の飲み屋街でバーテンダーをしていた。
という思わせぶりな映像が始まります。バーテンダーということは…素人?
そしてそこには…
野見さんだ!!
…知らない人だったら、「松本人志、頭おかしくなったのか?」と思われるかもしれません。
しかし、松本氏ファンであれば、
「この手があったか」
という思いだと思います。
『大日本人』『しんぼる』と、評価されつつも、酷評も受けた二作品。続く第三作では、たけしさんでいう『HANA-BI』を期待していたのですが…全く違う角度から、期待できるキャスティングをされました。リーサルウェポンを出してきました。
野見さんが、ポテンシャルを発揮できれば、映画館も爆笑するし、世界も狙えます。
それだけの逸材です。
どれだけの逸材かを説明するのは…この二本を観ていただくのが早いのですが…
野見さんの面白さを説明するのは…なんか野暮になってしまう気がします。
面白い人は面白い
という言葉の究極のような人。
言ったら、花山薫のような男です。
…まあ、だからと言って、それこそその店に行って、面白いことをしてもらおうとしても何も起きないと思いますが…。
「面白いをつくる人」ではなく、「面白い人」なのです。
数多の芸人が、無理やりキャラを作る中、生まれたときから、面白い。数多の漫才で、普通の人たちが無理やり奇をてらってボケる中、話したり、歩いてるだけで、もうボケている。天才。
その天才を見つけたのが、また松本人志という天才。
しかしまさか、世界を狙う映画の主役に持ってくるとは…。
…関係ないですけど、あれだけ脚光を浴びながらバーテンダーとして夜の世界に生きている野見さんと、
『不夜城』で歌舞伎町を制圧したのに、地下でバーテンをしながら復讐の機会を伺う隆健一がかぶって見えました。
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