元売れない芸人の独り言

孤高のコーイチロー、波乗りコーイチロー、ヒキコモリオなどの芸名で売れない芸人をやっていました。

レッドカーペットの終わりと1分ネタ時代の終焉


 『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ系)が、この夏で打ち切りとなることが、関係者への取材で明らかになった。

 同番組は、2008年4月から午後10時台でレギュラー放送を開始。有名・無名に関わらず芸人が次々と登場し、ショートネタを披露していくスピード感と気軽さがウケ、たちまち最高視聴率22.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録する人気番組に。さらに、同スタッフ制作による『爆笑レッドシアター』『爆笑ピンクカーペット』『爆笑ホワイトカーペット』などの派生番組も続々誕生し、ショートネタブームの火付け役としてバラエティー業界全体に影響を与えた。

 09年4月以降は人気の裏番組に対抗するべく、ゴールデンタイムへ移動。しかし視聴率は予想外の10〜13%に留まり、10年7月4日の放送では過去最低の6.6%まで落ち込んでしまった。テレビ局関係者はこの急落ぶりをこう語る。]「裏番組には、『龍馬伝』(NHK)と、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)があり、打ち切りが決まった時も、スタッフの間では『裏が龍馬伝じゃしょうがないよね』という少々楽観的な雰囲気が漂ってました。しかし先日の放送で、テレ朝の裏番組『大改造!!劇的ビフォーアフター』にまで抜かれてしまったんです。これでは"番組のスタイルが飽きられた"と認めざるを得ないですよね」

 "お笑い革命"をキャッチフレーズに、一時代を築き上げた『爆笑レッドカーペット』。視聴率急落の原因が何にせよ、番組の打ち切りにより、昨今の"お笑いブーム"にひとつ区切りが付いたと言えるかもしれない。

日刊サイゾー


レッドカーペットの終了には、色々思うところがあるのですが、自分の中にある何個かの視点に分けて書きます。

【普通の視聴者視点】

・よく考えたら、あるある大辞典の代打として出てきたんだよなー。よく続いたな。
・やっぱり深夜で人気あったものをゴールデンに持ってきちゃダメだな。

【お笑い好きの視聴者視点】

・芸人は面白いけど、ネタの間のゲストのコメントが邪魔。いくら今田さんの仕切りがうまいって言っても、芸人のネタをただなぞって上から目線で素人がごちゃごちゃ言ってるのなんて、誰も聞きたくない。
・後半、同じ芸人ばかりで飽きた。面白い芸人も、あまりに毎週見ると面白くなくなる。
・ゴールデンになってから満点大笑い出しすぎ。だったらあんな評価しなくていいよ。

【お笑いライター視点】

・もともとエンタのカウンターとして始まったものが、結局は第二のエンタになってしまった。
・一瞬エンタはダメ、レッドカーペットはお笑いを愛してる、という風潮があった。
・「1分ネタ」というものを確立させた。ある意味これは、芸人使い捨ての極地というか、エンタの「ネタにテロップを入れる」に匹敵する無粋な行為だったかもしれない。
・とはいえ、ここから柳原可奈子、我が家さん、しずる、フルーツポンチ、もう中学生、狩野英孝Wコロンさん…といくつもの才能が世に放たれた功績は、賞賛してもしきれない。

【芸人視点】

・「アソコに行けば夢が叶う」という、楽園…戦前の満州、戦後の北朝鮮のような憧れの存在だった。
・たぶん今の格闘技でいう『DREAM』。メジャーリーグ。とりあえずアソコに行けば飯が食えるし、その波及効果でもっとハネるかもしれないという期待があった。事実、しずる、フルーツポンチ等、無数の芸人が横展開していった。
・もちろん道のりが遠いのは皆わかっており、オーディションに呼ばれることすら至難のハイクラスのブランドだった。
・吉本で言うと、オーディションに呼ばれるのは当時のCage以上…(たぶん。時代にもよると思う)。ただ、新人にはチャンスが与えられて、AGEプロ芸人である渡辺直美や姫ちゃんが、最底辺から最高峰という最大限の飛翔を遂げた。
・「1分ネタ」の存在は、ルミネ・ざ・よしもとゴングショーがあったときから重要視&問題視されていたが、レッドカーペットでそれが確実になった。もう、若手は1分ネタをやらざるを得なくなったのだ。
・「1分ネタ」のメリット…時間が短いのでアラが見えにくい。お客さんが飽きない。多くの芸人を詰め込める。
・「1分ネタ」のデメリット…落ち着いたコントができない。落ち着いた間合いができない。凝った設定ができない。インパクトを残すためにキャラ勝負になる。わけのわからない勢いだけの奴が持っていくパターンがある。自分のことを100%知ってもらえない。
・その中で、自分なりの「1分ネタの方程式」などはそれなりにできた。これは、AGEプロに長く滞在した芸人さんと語ることができる。
・これで「1分ネタ時代」は一応の終結を見せた。だがまだまだ若手ライブでは1分ネタは重要だし、あらびき団などの残党(?)も残っている。レッドのフォロワーの1分ネタ番組も出てくるかもしれない。ごっつええ感じや、とんねるずさん、最近でははねるのとびら(コントのとき)に憧れて芸人になった人が最初にぶつかる「1分ネタの壁」。案外、これが最初で最後の壁になる人も多い。
・もう中学生やものいいさんなどの知ってる芸人さんや、Wコロンさんやメンソールライトさんなどアングラで面白かったのにメジャーに行ってなかった人が出てくると、カタルシスを感じた。
もう中学生がレッドカーペット賞を取ったときは本当に嬉しかった










一度でいいから、出たかった






さようなら、レッドカーペット。





さようなら、






俺の、






夢。