我が師匠、西口プロレスの名実況であるエール橋本さんが、文壇デビューをされました。
長州小力さん、アントニオ小猪木さん、佐々木孫悟空さん、世界の梅沢さん、見た目が邦彦さん、ユンボ安藤さん…と、次々と西口の龍が世に解き放たれる中、遂に師匠が始動です。
師匠の出す本だから…ということではなく、この本はすごいです。
すごい点1 推薦コメント
ゆでたまごさん、小力さんにくわえ、なんと昨年のM−1覇者サンドウィッチマンさんが推薦のコメントをよせています。
すごい点2 イベントの作り方がわかる
布団をリングにしていたころから、徐々に大きくなっていく西プロの様子が描かれています。
すごい点3 言葉の魔術師
言葉遊びのスペシャリストと言われながら、まだ世に知られているとは言いがたい橋本師匠。その唯才がいかんなく発揮されています。
例
「居酒屋での討論会は喧々諤々、初心者のスカイダイビングのごとく着地点を見出せないまま激しく意見がぶつかりあった。」
「人差し指のストンピングがパソコンの画面に文字を映し出していく」
「時計の長針が真上を指して短針をフォールし二十世紀が終わりを告げた。」
…秀逸です。勉強になります!
プロレス好き、お笑い好き、ライター志望者必読の書です!!!
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