「漫画雑誌『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)連載の『新ブラックジャックによろしく』の作者・佐藤秀峰氏が、13日(月)付の公式ホームページの日記で「僕は『新ブラックジャックによろしく』をオンラインで連載をすることにしました。雑誌に掲載されてから1か月後に、こちらのホームページでも読めるようにするつもりです。」と公表した。大手出版社の雑誌に連載中の人気作品を、自身の公式ホームページでほぼ同時期に掲載するのは非常に珍しい試みといえる。」
ヤフーニュース
佐藤先生がホームページで語っている、この決断にいたった理由は5点。
1、原稿料の安さ。
新人のときはページ1万円。
1話20ページで、月産80枚=月収80万。
『新ブラックジャックによろしく」は1枚3万5千円。
「特攻の島」は1枚2万5千円ということ。
4コマ漫画は1本で、1万円とか2万円らしいです。
2、印税に対する不満
スタッフを養えるほどではないし、
どれだけ売れても
一律10%というのはおかしいということ。
3、漫画喫茶・大型新古書店の台頭
それを超える低料金を提示しないとダメだと。
4、携帯配信コミックに感じる違和感
5、出版社を作ろうとしたが、作れなかったこと
ISBNコードの取得が難しく、
取得しても毎月の出版点数や発行部数によって、
取次業者との取引の単価も大きく変動し、
あまりに出版点数が少ないとそもそも取引をしてもらえないということ。
以上5点の理由で、ホームページでの課金制サービス開始に踏み切るそうです。
読書料金は旧作は1話あたり10円、新作は1話あたり30円を
予定しているらしいです。
いろいろ書こうと思ったのですが、
予定より色々なことが出てきてしまったので、
逆に書かないことにしました。
(どないやねん)
一つだけ言えるのは、このことがヤフーTOPページのニュースに表示されたのはすばらしいですね。
こういう知らせる価値のあるニュースで世の中が埋まっていったら、
美しい世界になる気がします。
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