元売れない芸人の独り言

孤高のコーイチロー、波乗りコーイチロー、ヒキコモリオなどの芸名で売れない芸人をやっていました。

R-1ぐらんぷり2010決勝を観ての感想

いやー、予想通りでした。

▼私が数日前した予想▼

1位 バカリズム
2位 川島明麒麟
3位 我人祥太
4位 なだぎ武
5位 田上よしえ
6位 Gたかし
7位 いとうあさこ
8位 あべこうじ
9位 エハラマサヒロ


…順位をさかさまにしたら、結構近いんじゃないでしょうか…。
まあ、言い訳じゃないですけど、これは「予想」というよりも「希望」に近いものだったので、M-1GPのときにガチの「予想」をやります。(言い訳)

とりあえず、なぜ予想が外れたかも考えつつ、ネタを振り返ってみたいと思います。
観た人が読むのを想定しているので、ネタバレもありますし、そもそもネタの内容は書かずに内容をいきなり書いています。

トップバッター:COWCOW山田與志

盛り上げるという意味では、トップバッターの重責を担ったと言える。しかし、結果は9位で最下位。なぜこんなことになったかという最大の理由はシンプルで「トップバッターだから」。R-1決勝は本当に審査員が適当で、後になるほど点数が増えたり、一人高得点出す人が出るとインフレでその後がみんな上がったりする。2番目の理由は、これもシンプルで「サバイバルステージと同じだから」。審査員はサバイバルステージは見ていないのかもしれないが、客は絶対に観ている。そうなれば、初見のネタと二回目のネタでは笑いの量は違ってくる。その笑いの量を見て審査員も点数を変えると。そうなるとサバイバルステージから上がってきた芸人は、強いネタが二本ないと上位進出は難しいということになる。さらにファイナルステージに上がったらどうするつもりだったのだろうか? 点数は627点。

二番手:バカリズム

ここでまさかのことが三つ。一つは、まさかバカリズムさんが動きのネタで来るとは。なんか慣れてないようで、ピタっと決まるところが決まっていなかった。二つめが、まさかの「●●感」押し。ちょっと挟むのはいいとしても、それで全部押すのは難しいんじゃないかと。数年前のナベアツを思い出した。途中でフリップが出てきて、アソコから展開が変わると思ったのだが、そのままズルズルと行ってしまった。そして三つ目のまさかが、630点という微妙な点数。M-1だったら決勝圏内ですが、R-1でこれはきつい。そして7位に。
三番手:いとうあさこ

緊張も見せない堂々とした演舞。641点で5位という、素晴らしい結果を残した。

四番手:グラップラーたかし

モノマネはうまいし、紙芝居と合わせるのは斬新といえば斬新だが、決勝進出するほどのネタとも思えなかった。しかし、いとうあさこで点数のインフレが起こっていたので639点の6位に。

五番手:川島明(麒麟)

漫画の面白いセリフや、街で聞いた面白い言葉をいい声で言うという川島ならではのネタ。チョイスもよかったし、キャラにも合ってたし素晴らしかった。645点で4位。

六番手:我人祥太

ダークホースだが面白かった。結果は628点で8位だったが、きっちり爪あとを残した。

七番手:なだぎ武

輩がミッキーマウスの格好をするネタ。我人祥太のブラックネタよりも「大丈夫か?」と思った。ディズニーは訴えてきますからね。内容的には面白かったといえば面白かったが、なだぎさんは音楽や小道具や衣装がやたら多い気がする。若手の我人祥太とかとそれで戦うのはちょっとフェアじゃないような気がした。とはいえきっちりウケたのはさすが。661点で1位、ファイナルステージ進出。

八番手:エハラマサヒロ

うざい予備校の教師というネタ。エハラの中では若干ブラックでは、好きなほうではあるが、かなりエンタテイメントにカスタマイズされていた。この辺がエハラのいいところでもあり、私の嫌いなところでもある。最後のマイケルも意味がわからない。655点で3位。ファイナルステージ進出。

九番手:あべこうじ

どこへ向かうかわからない不安定感を見せながら実はめちゃめちゃ安定しているという圧巻の漫談。658点で2位。ファイナルステージ進出。


ファイナルステージは、あべこうじが一歩抜け出たのと、なだぎが今一つだったので(また危険なドラえもん改造ネタ)あべこうじ優勝。


しかし、全体的にまあグダグダな大会だった。伊東四郎は意味不明なことを連呼するし、雨上がりはそれをうまくさばけない。板尾さんは面白かったが、周りがしっかりしてこそ活きる人だと思った。高田純次も元々ふざける人で、審査員向きではない。

実はR-1ぐらんぷりは、サバイバルステージまでが面白いんじゃないかと思ってしまった

ツイッターアカウントは@kokono516